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制 作 工 程
木彫り
材料から木彫り完成までの過程。
型紙作り
同じ面を打てるよう型紙を作る。面輪郭、縦中心、横型数種、口開け型、目縦型等。
ヤニ抜き
檜から出てくるヤニをくい止めるヤニ抜き手法。
金具作り
怒り,威嚇の力強さや、哀れ,怨みの表情を強調させるのに、
目,
歯,牙
に金具をはめる。
下塗り
胡粉液で木と彩色層の接着を強化し刀跡の凸凹補正。
上塗り
彩色前の工程で古色や化粧を施す前の地色に塗り上げる。
彩色
色を調合し面に着色していき表情の深みを出す。
毛描き
髪の毛、眉毛、口髭、顎髭、目、口元を描きより深い表情を出す。
植毛
尉面、悪尉面には頭、眉、口、顎へ面により毛を植え付ける。
取っ手作り
面の表に手が触れないよう面裏に取っ手をつける。
古色液作り
古びた色を彩色工程で入れ込む液をヤシャブシから作り出す。
面 紐
刺繍糸を組紐で編み上げる。(師範の母から伝授)
道 具 類
愛用しているノミ、彫刻刀や道具・工具。
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2004年6月
2004年12月
2006年1月
2006年12月
2009年12月