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三田能面美術倶楽部・忘年会・2004

2004年12月18日

 マイクロバスで公民館から山奥へ30分、看板を見ていただくと一目瞭然。最高級料亭で忘年会が開催された。 女性メンバーは遠慮してしまったが、男性12名が集合。  

 料亭に着くなり、すき焼き。3箇所で火をつけだす。たまたま私らの鍋を囲む4名の中には鍋奉行がおらん。 鍋が熱くなっていないのに、いきなり肉をどさっと入れる。鍋に肉がくっついて混ぜられない。 下は焦げるのに上側は生焼け、水を入れよか? ビールを入れよか? 野菜をいれよか? 思案中であった。 そこに、お上さんが現れ、「砂糖を入れなさい!」。「なんてことしてるんや!」。と、どやされた。  そこで隣の鍋と交換しようとしたが断られ、しょうがないから砂糖を入れると何とうまく焼けだした。ホッ。
 「すき焼きで 肉の前には 砂糖から」。  早川さん、小池さん、越智さん。良く覚えておきなさい!。今まで生きてきた数十年、すき焼きを食ったことが無いのか。
 それはそれで良かったのだが、 強火でガンガン煮詰めすぎ。ビールにお酒をぶっ掛けてジャブジャブ。なのに、最高に美味かったのがマカ不思議。   

 軍隊経験者 
 クラブの長老で85歳、年を明ければ86歳、再来年は87歳。当クラブで一番の紳士だ。2番目は私。最近の演歌が殆ど歌えるのは西上さんだけ。 どうやら、能面と同様にカラオケのレッスンも受けているよう。背筋もピシッと元気そのもの。  能面歴10年で、腕前は師範級。川西の教室にも通っている。軍歌が流れ出すと足が勝手に舞台へ進む。 軍歌が終わるまで舞台から降りてこれない山内さん。 他のメンバーは入れ替わり立ち代りなのに。 軍隊経験者の足腰は強靭。      エベッサン(1月10日)に生まれて77年。いつもニコニコと思いきや、家では「怒りえびす」と言われているらしい。 ところが、ほんまは柔和。教室ではいつも楽しく語っていただく。「孫」を歌って顔はグシャグシャになって嬉しそうな井ノ上さん。 野菜作りを教えてもらっている。
 

 ココのクラブの統括者。いろんな角度から面倒を見てくれる。最近は「釣り眼」等の大型面や 面白い狂言面にも挑戦。温和な東浦さん。炭坑節が流れたら踊りだす。振り付けを教えてもらい一緒に踊った。 盆踊りが楽しみだ。   ココのクラブの会長。能面を通じて三田の文化活動が忙しい早川さん。ところが飲んだら、おっちょこちょい。 中身が入ってない財布を落としてしまった。 が、マイクロバスから出てきて中身が増えていた。今度、お年玉をもらおうっと。  何を隠そう、三田のトラキチとしては有名である、が、能面は新人の小西さん。 人生いろいろ。「男だぁって、い〜ろいろ咲きみだれぇるのぉ〜」。「ねぇ〜おかしいでしょっわっかいころ」。 今でもおかしい。  

 命を懸けるファイヤーマン、夢と希望をもたらす小谷さん。自身も生死をたまよう中から復活。 一面、宴会部があるのなら部長。酒は飲んでも飲まれちゃならぬ。いっかいおさえ込みして飲ましヘロヘロにさせたろう。 能面はチャレンジ精神旺盛。  ココのクラブの一番若輩。見たとおり30歳代ではない。もちろん20代では無いのは誰でもわかる。 そうだ。その通り、私よりチョコッと若いだけの越智さん。あ〜それなのに、教室では手助けしてくれる。  熱いのに何でセーターを着てるんや?。デコに汗いっぱいかいて。      俺が櫻井だ〜!

 中央でみんなを引っ張っているのはホープの川上さん。 フィナーレは「青春時代」。いつまでたっても我々は青春の真っただ中にいる。 年はとっても面を打つときは元気いっぱい。歌うときも、食うときも、飲むときも。
 迷ってばかりはあっても、卒業なんて言葉はこの世界には無い。 いつまでもいつまでも夢に向かって突き進んでいくだけだ。