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 水泳2006年
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新春マスターズスイムミート2006

門真・なみはやドーム(サブプール)  2006年2月11、12日
(参加:302チーム・男:1322、女:1072、計:2394名)


大会終了後の帰りしなトップスイマーが集合
 左から光昭君(神鉄SS・兵庫)、菱山裕司君(豊泳会・大阪)、  大崎喜子さん(ST関西・大阪)、田中勉君(ピノス・京都)、  菱山直彦君(アポロ・和歌山)、四宮敬司君(KTV垂水・兵庫)。
 レースでは火花を散らしているが終われば仲良しのおっさんらが記念撮影をしよう。 5,6人のオバちゃんグループにシャッターを押してくださいと依頼した。 するとニコニコと温和な表情のオバちゃんがおられ、どっかで見かけたことがあるな〜、 一緒に撮りましょう。恥ずかしそうにおっさんらの仲へ入って下さった。
 メルボルン(1956年)、ローマ(1960年)のオリンピックに出場。 45歳でマスターズ水泳デビュー、以来すでに150個のマスターズ世界記録を更新中。 2003年には国際水泳殿堂入りをされている。と知りびっくり。  こんど練習方法を教えてもらおう。

 50mのサブプールをレース用と練習用に区切り、7コース(1組)でレースが行われた。  

第一日目(11日)
 朝7時過ぎに家を出発。箕谷のトンネルを通り阪神高速を利用し8時半頃に会場に到着。  すでに菱山兄弟が場所取りして待っていてくれた。ありがとう。
 次々と出くわすライバル達。新春大会を待ち望みやってきた。 歳はとってもみんな元気に練習をしてきている。たいしたものだ。
火花散る
●100m個人メドレー(1分21秒51・四位)
 一位は予想もしなかった森田さん(コナミ明石)。 2位は昨年の兵庫県マスターズの100m自由形で負けた坂田巧さん(なみはやSC)。 三位は何処でも会う四宮さん(KTV垂水)。坂田さんとは同じ組で隣同士のコースで競った。 バッタ、バックまでは1mは勝っていた。平泳ぎで追いつかれターン後のクロールで追い抜かされた。  スタミナ切れ。昨年より2秒も遅かったのが残念。ゴール直後、坂田さんと握手をしてしまった。いいライバルだ。  いろんな種目で争っている村瀬さん(ピノス)には今回チョコッと勝った。

 菱山さんの兄さんは60+クラスだ。ここには下津さん(パル大田)がいてる。下津さんは1分20秒を切って一位。  菱山兄ちゃんは身体中何処もかしこも病気と仲良くしている。脳味噌も。 医者に運動を止めるようにと呼び出しをくらったとこなのにメダルをちゃんともらっとる。 1分30秒を次には切ってやると意気込むが大丈夫だろうか、心配したろうと思ったがアホらしいのでやめた。
●25mバタフライ(14秒86・二位)
 一位は全く知らなかった松室さん(ニスポ西大津)。またライバルの出現だ。進行が予定より早まり召集に遅れたが 召集員の杉野さんがスタート前3組の5コースに連れて行ってくれギリギリ間に合った。 召集には余裕を持っていきましょう。

 ここでも60+クラスでライバル達がぶつかった。一位の下津さんと二位の中村さん(住友金属尼崎)。 私が今まで全敗している中村さんは今年から60+のクラスになってしまった。 正月の間に食いすぎたのか練習をサボっていたのか水着がはちきれお肉がはみ出るので出場できない奥さんの応援が届かなかったのか タイムは私より0.03秒遅い。先輩の下津さんに気をつかったのだろうか。

 競技役員で大会記録保持者(40+クラス:12秒68)の辻寿人さん(桜泳会SS)は余裕で一位。 彼とは奈良の大会で出会った。昨年のジャパンも競技役員をしていた。 私は40歳から水泳を始めたがその時のタイムで2秒も負けている。そのスピードは天性のものとしか思えない。 練習方法を教えてもらった。その一部だが疲れてもストロークが短くならないよう大きな泳ぎを心がけよう。

 いっつもご挨拶している女性がいる。佐藤久子さん(island)だ。十数年前からあちこちでお会いする。 日本記録を連発されている。今日も日本新記録(70+クラス・17秒39)を出された。 私がアップしていたらケツを蹴られる。もっとしっかり泳がんかい!。はい。 そのパワーを下さいと言ったら皺もやる。やて。どうしよう。
●25m背泳ぎ(ライバル同士)
 やっぱり山本さん(コナミ明石・16秒16)が一位。どうしょうもないな。二位は村瀬さん(ピノス・16秒94)。 挑戦者は菱山裕司だ。 今年よりルールが改正されスタート時に足が水面上に出てもよくなった。  普通はつま先が出るくらいなのに足の半分まで水面上に出している。 出せば出すほど早くなると思っているらしい。いっそうのこと足首から全部出してしまったらいいのに。  その中途半端が笑いを誘ってしまった。 スタート音と同時に蹴りだしたもののその場でザブンと水中に滑り落ちた。 案の定、失敗のスタート。山本さんは後で言っていた。滑ってくれなければ負けていたかもしれん。  水中蹴伸びなしでも17秒台で泳いだのだ。それなのにケロッとしていい経験をさせてもらったと。 言い訳をしないほんまにええやつだ。
●200m背泳ぎ(ライバル同士)
 55+、60+クラスでも仲間が対決。それもコナミ明石VS菱山兄弟。
 結果は両クラスとも兄弟は討ち死にしてしまって仲良く銀メダル。 55+クラスの一位はやはり山本さん。60+クラスは浜崎さんだった。 負けても負けても挑戦するとこがとっても良いことだ。
●200m自由形(ライバル同士)
 年末、年始に幸せの村で一緒に練習したS・パティオの岡村康信さんが2分30秒07で一位。 二位は100m個人メドレーで私が負けた坂田さん。  それに挑戦したのがコナミ中もずの樋原文秋さん。結果は惨敗で四位になってしまった。
●200mバタフライ(ライバル同士)
 樋原さんの挑戦は続く。相手は王者ピノスの田中さんだ。 いいとこまでいくのだがやっぱり負けて二位。悔しい。しかし3分1秒とは素晴しいタイムだ。

第二日目(12日)
 私の出場種目は夕方だ。2時ごろ家を出て3時ごろに到着。すでにライバル達は競い合っていた。
火花散る
●100mバタフライ(ライバル同士)
 樋原さんの挑戦は今日も続く。しかし、一位は田中さん(1分14秒34)。 またもや2位(1分18秒33)。戦い済んで二人はしゃべる。
 田中さん「今春の日本短水路大会でも200バタをココのなみはやで泳いだろ」。
 樋原さん「たのむから止めてくれ。地元の京都で泳いでくれ」。
 田中さん「京都で泳いだら打ち上げの飲み会に遅れる」。
 樋原さん「うぇ〜。飲み会のためにそんなことするな」。
 田中さん「そんなら早く泳いだらええがな」。
 それを聞いていて菱山さんは笑い転げたという。冗談なのか本気なのかわからんは。
●100m背泳ぎ(ライバル同士)
 菱山さんが山本さんに臨むも二位。25m、200mに続いて山本さんに破れる。 あの人にはかなわんは。しかし早いヤツがおるから挑戦するんや。
●50mバタフライ(34秒00・四位)
 前半の25mまではグイグイ進む。が、のこり7mぐらいから息切れ。 入りの25mはもう少しリラックスしなければ。 竹花さんのライバル灘井さん(NAS・芦屋 )に応援していただいた。
 中村さんは実力発揮。32秒57で余裕の一着。
●200m個人メドレー(3分05秒64・三位)
 2組でスタート。バタフライは押さえ気味に50mを楽珍ペース。 背泳ぎに入ると上向きなので息がいつでも吸えリラックスモードで余裕。 平泳ぎでスピードを上げようとしたがしんどいので控え目でマイペース。 最後のクロールに入りダッシュをしようとしたがまだまだ早い。ターンはクイックをしようかどうか迷っていたら 壁に近づいてしまい苦手の左手でタッチターンをしてしまった。しまったと思う暇もなく猛ダッシュでゴール。 電光掲示板を見ると予想タイムより4秒も早かったのだ。いきたくなるのを押さえじっと我慢したのが結果的には 良かったのだ。
 3組は四宮さん。バタフライ、背泳ぎはそないに早くない。 ところが平泳ぎに入ると10m先の泳者に追いつくスピード。100m平泳ぎでは金メダルを獲得している。 昨日の200m平泳ぎでも金は確実だったのだがお風呂に入っていて召集に遅れ泳げなかった。  そのあたりが仲間になっているゆえんだ。ゴールタイムは2分56秒46と私より9秒も早い。 驚いたのは田中さん。そのタイムを見て4組でスタート。王者もあせったと思う。3分を切るのは全国でも数人だ。  しかしマイペースで確実にそれぞれの泳ぎをこなし四宮さんより0.45秒早くゴール。 電光掲示板を見るなりガッツポーズ。
 1組では菱山兄ちゃんが泳いだ。召集場でスタートが近づいてくるとすぐ後ろにいる私に緊張してきたぞ、 と話しかけてきた。ところが笑顔で余裕がうかがえる。 一番になって当然のように思えた。結果も強豪相手が見当たらず金メダルをゲットしてしまったのだ。  

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