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銀杏・ギンナン

 イチョウの仲間は約1億5千万年前ぐらいに栄えていた。氷河期でも中国の一部で生き残ったらしい。 ギンナンには炭水化物、タンパク質、ビタミンA・B・Cが多く含まれ、ミネラルのリン酸、カリウムも豊富。 ところが、食べ過ぎで意識障害やけいれん、嘔吐(おうと)などを起こすことがあるらしく、幼児、子供は 食べないほうが良い。大人でも一度に20個ぐらいにしておこう。

三大栄養 ビタミン ミネラル アミノ酸 他の栄養成分

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収 穫   ←─→

清掃ボランティア 2007年10月31日
 美味しくいただいている感謝の気持ちをこめて権兵衛さんと清掃ボランティアに行って来た。
   かなり熟し風雨で地べたには少しだけ転がっている。 それに木には今にも落ちそうな実がまだまだぶら下がっている。  ほおって置くと異臭を放ち環境悪化につながる。
 そこですぐにでも落ちそうな実をヘルメットを被った権兵衛さんが木によじ登り落とし、 落ちた実のお片づけ作業。
 ブルーシートを広げそこに実をどっさり集め作業は30分ぐらいで終了。
 ゴミに出すには異臭を放ち多大な迷惑がかかるであろうと持ち帰ることにした。 ほんとは、もったいないから食べることにする。
 熟しており簡単に外皮がはがれる。30個ぐらい水洗い、呼吸困難になったら嫌なので20個ぐらいを食べよう。  金槌でパンクしないよう割れ目を入れフライパンで3分ほど炒った。  硬い皮を外し薄皮を剥き塩をパラパラッとかける。  ほんまに美味いがな。もっと食べたいが今日はこれぐらいにしといたろ。


それでも懲りないギンナン盗り 2007年10月24 日
 前回のギンナン盗りから一週間が過ぎて腫れはすっかりひいた。権兵衛さんのお誘いがあり、 たたりに負けっぱなしではおられない。 10月22日に残しておいたのを盗りに行った。
 しっかりとゴム手袋をする。今回も権兵衛さんが手には前回より長いギンナン落しを持って木によじ登る。  敷いているブルーシートにボトボト落ちて回収は楽チン。そのままブルーシートに包んだ。
 遠くの河原まで車で運び中身を取り出そう。  シートに包まれたギンナンを長靴で踏みつける。汗が出るほど踏みつける。 先週より熟しているのでかなり中身がはがれる。はがれた中身を取り上げ海の幸を入れるスカリにほうり込んだ。  山の幸にもスカリが重宝。またまた権兵衛さんは学習効果を発揮した。  浅瀬の水中でゴシゴシとこすり中身を掃除するのに成功。やや熟しきれないのがあったのはしょうがない。
 ギンナン盗りから二日たつが今回は全く被害無し。たたりに勝ったのだ。


懲りないギンナン盗り 2007年10月17日


カーソルON
 15日の昼間に権兵衛さんとギンナン盗りに行ってきた。 六甲山の麓にあるでっかいイチョウの木にぎっしりと実がひしめき合っていた。
 2年前は11月7日に行った。昨年は権兵衛さんが偵察に行くとすっかり盗られておったので 今年は早めに行く。 まだ実は熟しておらないが2000個以上は盗ったがまだまだ上の方には残してある。
 権兵衛さんは一昨年からの学習効果を発揮。ブルーシートを木の下に張り巡らし登って行く。  手にはキュウリの支柱に針金で輪を作り縛り付けた手製の「ギンナン落とし」を持っている。
 まずは3mぐらいの枝からはじき落とす。だんだん上に登り叩き落したり揺さぶって落とす。  ボトボトボトボトボトボトボトボトと一回に20〜30個ぐらいがブルーシートに落ちてくる。  それを100回ぐらいはやって降りてきた。
 ブルーシートを手繰り寄せ権兵衛さんにもらったゴム手袋をはめてビニール袋に詰め込む。一個づつ拾うより100倍はスピードアップ。 一時間はかからなかった。天才的なギンナン盗り手法に感心しまくる。

 どっさり持ち帰って30個ぐらい食べよう。 中身を取り出すのに一苦労。 まだ硬く素手でごしごしとやった。爪で引っかいたりもして取り出す。フライパンで炒って塩を降りかけて試食。  柔らかく秋の風味。美味い。

 ところが二日後の今日。顔が腫れだし目がふさがってきた。二年前もやられたのに懲りないのは食べたいからだ。  権兵衛さんはなんとも無いのが不思議なのだが野蛮人は大丈夫らしい。   

ギンナンのたたり 2005年11月09日


カーソルON
 7日の夕方ジュクジュクの臭いのきつい外皮を素手でグシャグシャと混ぜ繰り返し中身を取り出す作業をした。 その汁が顔面にほとばしったのか手で顔を触ったのか記憶が無いのに二日目の朝。  目が開かない。顔を洗おうと鏡を見たらよその人が写っているのかと思う。痒いしパンパンに腫れ痛みが伴う。  ビックリして病院に行き飲み薬と塗り薬をもらった。ウンコみたいな毒物にやられたらしい。 負けたらあかん。10日の今日も外皮の剥し処理をしたのだ。ビニール手袋をして。  一週間後には完治した。写真にカーソルをのせると面白いぞ。  

ギンナンとり  2005年11月7日
 六甲山の麓へ権兵衛さんと行って来た。 近所の銀杏並木のギンナンはすでになくなっている。 ココは標高が高く鈴なりだ。5mぐらいの高さまでは実は落とされたのか自然落下したのか無くなってる。  そこで権兵衛さんは考えた。木登りしてくるは。10mぐらいの高さまで登り木を揺さぶる。 ボトボトボトッ。地面はキレイだったのにみるみる黄色のじゅうたんのようになる。 熟した外皮の臭いはまるでウンコ。木を揺すっている権兵衛さんの頭にも降りかかる。 帽子を被っているように見えるが買い物用ビニール袋を被っていた。
 1時間半ぐらい遊びながら拾って帰って、ほんの一部だけ外皮取りをした。800gで約400個。 この10倍は未処理で庭に臭気を漂わせている。全部で4000個はあるだろう。こんなに取って来てどないしよ。

 2005年9月27日。 近所の道路はイチョウ並木。 朝夕が涼しくなってくる9月下旬には雌木の実が黄色く色づき道に落ちてくる。 犬の散歩をしながら拾ってきたが手にいやぁ〜な匂いがついてしまった。 洗ってしばらくすると匂いは消えてホッとした。 多肉質の外皮が熟すると匂いを発する。この外皮を取り除きやすくするのに土の中に埋めている。   土中から取り出し外皮を取り除いた。 土ふるいにスコップで土ごと乗せグシュグシュ混ぜ返し外皮を剥す。そこにジェットシャワーの水を噴射し 一個づつ取り上げ、水洗いし干している。

 臭いが消えてきたので食べよう。 腹の尖っている部分に金槌でコツン。割れて隙間が出来る。  これを電子レンジで2分間。
   おいしいは。

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