水泳2005年
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神戸(須磨)会場:エス・パティオスポーツクラブ   2005年4月24日
(参加:171チーム・1053名)


金・銀・銅
 ●100m個人メドレー・銀メダル。
  コナミ明石の山本さんに挑戦。最初の25mバタフライはややリードでターンしたが 背泳ぎになると横に見えなくなる。ターンをして平泳ぎに入るとキックの足が前に見え、 差を縮めようとするが縮まらなく最後のクロール。そのまま2身長ほど離されてしまい2位。
  召集場でスタートを待つ山本さんと私。

 山本さんは昨年度の50m、100m、200mの背泳ぎと 200m個人メドレーで全国ランキング1位のトップスイマー。
 ●100mバタフライ・銅メダル
  ピノスの田中勉さんに挑戦。レースの申し込み以前に「挑戦してこいよ」と、連絡が入り エントリーをしていた。いざレースになると25m過ぎからグングン差が開く。戦意喪失。  もうゆっくりと完泳を目指しゴールはしたが疲れ果てた。昨年より8秒も遅いタイム。 知らないスイマーにも負け3位になっていた。挑発にはうかっと乗ってはダメ。  レース後、「なんでそんなに遅く泳いだのや、長い時間泳いでたら疲れるだけ。早く泳げば疲れない。」 と田中さんに言われ、あ〜、情けな。  ちなみに田中さんは昨年度、200mバタフライ、400mフリーの全国ランキング1位のトップスイマー。

 ●おまけ
 ライバル菱山さんも200m自由形で田中さんに挑戦。1秒差とおしかったが、負けとった。 しかし強がりを言うとる。「1秒ぐらい、ちょっとした誤差。櫻井さんは負けすぎ」やて。 腹立つやっちゃ。ちなみに菱山さんは昨年度、400m個人メドレーで全国ランキング2位を筆頭に ベスト5には5種目、ベスト10には3種目。しゃーないけどトップスイマーにしといたろ。

 ●おまけのふろく
 全国ランキングとは 社団法人・日本マスターズ水泳協会 主催大会と公認大会で記録したレースの50傑を書物にしてある。 短水路大会は全国64会場で行われた記録をランキングにし記載されている。  ここの会場で購入した。  私も載っている。ベスト10に5種目。


100mリレー(+200)のゴールドメンバー
 ●100mメドレーリレー
  9チーム出場、2位。 鳥取県からやってきた「オレンジ・U」チームに徐々に離され残念ながら銀メダルに甘んじる。

 ●100mフリーリレー
  7チーム出場、1位。 第一泳者から終始トップをキープ。チーム一丸での金メダル。 フリーリレーでは明石会場の200mに続いて2連覇。

         ●ここで半漁人さんの実況記事●
 第一泳者、いつもの一番隊長(25m自由形:銅)、気合十分でスタート台へ。スタートの合図に間髪を入れずの飛び込み。 浮き上がりも早くdash開始。その前に泳いだ50mFRのちんたら泳ぎとは 雲泥の差の馬力で4コースに恥じないtopで力泳。
 第2泳者は小生(100m自由形:銀、100m背泳ぎ:金)、引継ぎ違反をとられない様、タッチ10cm前の遅めのスタート。 短距離用にピッチを上げようと、手を水面下30cmを狙って入水。 しかし100m2本の疲れかいまいち力が出ない。ようやく水をかけだしたのがゴール 10m手前。左側を見ると1コースに水しぶき。1コースはメドレーリレーで1位を ゆずったオレンジUだ。やばい、抜かれたか!
 第3泳者は権兵衛さん(25m平泳ぎ:銅)、1コースとほぼ同時の飛び込み。 水しぶきの少ない綺麗な泳ぎ、還暦赤パンツで、バタ足の遅さからは信じられない泳ぎを 維持し、1コースとほぼ同着で最終泳者へ。
 最終泳者は我らが大将、この時点でほぼ1位確実。しかし油断できない。 スタートは、やはり引継ぎ違反を意識しやや余裕のスタート。1コースが一瞬早くスタート、 浮き上がりも早く、泳ぎに入る。大将ようやく浮き上がり1ストローク、2ストローク ここで、キックにさあ行くぞの水しぶき、エンジンがかかった。 ガンガンガンガン、グングングングンまるで蒸気機関車が黒煙を吐いてスピードを上げていく様だ。 ここで、1位を100%確信。体半分引き離して余裕のゴール。やった!金メダル!
    不叶姉妹の差入れおにぎりの効果絶大!
 あとでプログラムをよく見たら、1コースはクラス違いで、最初から金メダル確実の レースだったそうな。でも、あ〜気持ちよかった。
 神鉄ssがナンバーワン。

 ゴールを見届け、やったぞー!。


休憩中

雑 談
 この会場に大物がやってきた。神戸の前田さん。昨年100m平泳ぎでマスターズ日本記録を出した男だ。 しばらく雑談をする。

 我がチームの仲間は25m平泳ぎで5秒も差をつけられた。ズドンと飛び込んで 「ひとカキ、ひとケリ」で他を半身長はリードしてしまう。 なぜそんなに早く泳げるのか秘訣を聞いてみた。

 体型はまるでトドのよう。体全体が流線型(胸よりお腹が大きい)。それがいいと言う。頑張って太ろう。

 それだけではない、川の流れを練習に取り入れてたらしい(昔)。 急流で上流に向かい、水の抵抗に打ち勝つフォームとパワーの強化。下流に向かいスピードを体感。 今ではそういう設備があるが、無かったときは自然を利用するのがあたりまえやったらしい。 しかし、そのようなトレーニングをしていたスイマーを私は知らない。

 日頃の練習は?。 ガンガン泳がないという。しんどいがな。 「けのび」、「ひとかき、ひとけり」で、 いかに効率よく水中を進むかのチェックだけの時があるらしい。
 レース用の練習(平泳ぎ)は2分持ちで50mを40秒ぐらいで泳ぐらしい。それも飛び込まずに。 飛び込んでも40秒で泳げば60+のクラスでは日本ランキング20位以内。もともとフォームがしっかりしているからだ。  やっぱり、スイミングは走るのと違いフォームが一番。

 彼は競泳関係役員を多くしている。身近では兵庫県マスターズ、神戸市マスターズの審判長。 役員をしながら自身も泳ぐ。そこで競泳ルールも聞いてみた。

 今年は失格者が多くなっている。特にスタート違反。厳しすぎる。 楽しんでマスターズに参加しているスイマーもいるのに。 どうやろ?。
 どっちもどっち、スターターはヨーイで選手が静止してからピストルを鳴らすのが本来なのに、 動いていても鳴らしてしまっているのがある。発射音を聞く前に飛び出すのは論外だが、 スターターのドンが機械的なドンもどうかな。  これも運営上仕方が無いといわれれば。しょうがないのか?。
 選手自体もスタートの練習をしっかりせねばならない。

 これも聞いておこう。平泳ぎでスタート時と折り返し時には「ひとかきひとけり」をする。 その時、水中でのドルフィンキックは違反なのか?。
 推進力を得るのに故意のキックはあかん。しかし、「ひとかき」直前、足がドルフィンを打ったかのようであっても 一連の動作の範囲以内ならOK。
 北島康介がオリンピックでアメリカから違反を訴えられたがセーフになった。水中カメラを見ると違反のように見える。 しかし、審判長の判定が優先。一連の動作と判断された。審判長の権限はそれほど絶大。

 何故この2点を質問したかといえば、我らの仲間、赤パンスイマーが両方とも違反を取られ失格したからだ。 どれぐらいならOKか、自身で試したらしい。が、「やっぱりあかんかったか」。と、笑って納得。

 「ひとかき、ひとけり」どころか「ひとかき、ひとけり、で浮上できず、もう一回ひとけり」をしても バレなかったスイマーがおる。水中では透明人間になってしまうのか?。 個人情報保護法があり、どこの誰かはいえない。ふしぎやなぁ〜。アポロの直ちゃん。


三宮のミュンヘンで打ち上げ
 祝勝会は三宮でやろうと直前に決まった。電車で行かねばならない、誰か車で送ってくれないかな?。 一番隊長さんの出場は昼前や。私の出場は9時過ぎや。ずいぶん時間差がある。 「ぼくが送って行って、いったん帰ってから車を置いて電車で行きます」。うれしかったな〜。 ギリギリレース前に到着。隊長さんには感謝。
           続きはあとで。


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