門真会場：なみはやドーム　　 ２００５年５月１５日
（参加：３９９チーム・２３０２名）

上段の左から。広島からやってきたママさんスイマーでバタフライではトップレベル。 　次のスイマーは豊泳会（シートス）のコーチ。しなやかなフォームで私より早く泳ぐ。 　次がピノス（京都）の田中さん。その横が菱山さん。 　下段左から権兵衛さん。次は私。次が菱山兄ちゃん。 　建築物環境衛生管理技術者をIT検索すると兄ちゃんの名前が出ていたので、本当かと聞いてみた。 すると、国家試験、公的資格を１０個も持っているという。 あの風貌から考えられない。「そんなもんチョコッと勉強すれば取れてしまう」やて。 脳味噌は素晴しい。 　やろか？。「高田さんの名前は権兵衛さん、本名、高田権兵衛。ええ名前や」としきりに感心している。 やっぱり何処かおかしいな。 　それに、私は昨日のレースを棄権した。体調不良で家でゆっくり休んでいたのに、 信用しない。「俺は知ってるで」、「飲みすぎで二日酔いがひどくサボったんやろ」と言いよる。 ５０ｍ自由形を泳ぎプールサイドを兄ちゃんがヨタヨタと歩いていた。「しんどかったか？」と話すと、 「昨日、飲みすぎて発熱するし吐き気はするし風邪気味やし、もうフラフラや」。「やっぱり飲みすぎはあかん」と 自分自身に言い聞かせていた。的確な自己分析が出来ているのにも笑うしかない。

ライバルたちの火花

●ひとり言 　今年は日本マスターズ短水路大会の記録がインターネットに掲載されない。 ４月１日より、個人情報保護法が施行されたのが理由なのか？。 速報ランキング（２０００円）の購入が減るからなのか？。 どちらにせよ、マスターズスイマーとしては不快でいっぱいだ。 名前は伏せてもランキングタイムだけは掲載を望んでいる。参加できない会場の情報は今後の励みになるし、 自分やライバルのタイムを控えてなくても何時も見ることが出来る。私の唯一の楽しみなのに、 それしか楽しみが無いのに。 それを奪ってどないするんや。暇でしょうがないからホームページの更新をするしかない。 　更新してても腹が立つ。 ●５０ｍ自由形 　私は４位。菱山さんは２位。エントリー人数は２９人。何が腹立つといえば、 このレースだ。飛び込んで１０ｍぐらい進んだところで横で泳いでるスイマーの腰が見える。 もう１．５ｍぐらい離されているのだ。一生懸命泳ごうとしているのになぜだぁ〜。っと思っているうちに ドンドン離されゴール。京都の栗田さん。２８秒５で泳ぎ、今日はうまく泳げなかったと話してくれた。 ターン直後の浮き上がりで息をしてしまったと言う。調子よければ２８秒を切るらしい。 菱山さんもあっけに取られ３０秒を切れなかった。 　栗田さん。スピード違反やど。それなのに逮捕されないなんて、 神戸の前田さんも平泳ぎでみんなに言われている。おかしな世の中だ。 　スピード違反者の出場停止が無いのに腹が立ってしょうがない。 ●２５ｍバタフライ 　�@これは嬉しいぞ。２位ではあるものの菱山さんが神戸（須磨）会場で出したタイムより良かったことだ。 今年、初めて彼に勝ったのだ。ランキング50傑では私の名前の後に菱山裕司が載る。どんなもんじゃ。 しかし、昨年度全国2位の中村健一さん（住友金属）には勝てなかった。そのうち何とかなるやろ。 　�Aこれも嬉しいぞ。高田さんが自己ベストを更新し銅メダル。還暦を向かえこの会場まではスタート違反や泳法違反で 我々を楽しませていた。が、このレースは真面目に泳ぐ。それもそのはず。 １位のスイマー（京都の岩本さん）は日本新記録を出した。 ひょっとしたら勝てると泳いでたのだろうか。日本新を出そうと泳いだのだろうか。 今まで見たことの無い見事な泳ぎであった。

●ライバル同士の対決 　私が会場へ到着する前に決着していた。結果を知らない私は「どないやった」と訪ねる。 「一ケリ入れたった」と足でケリの動作をする田中さんが笑っとる。菱山さんもどうしょうもなく笑っとる。 対決がすんだら仲良し。二人が隣同士の席で休憩していた。菱山兄ちゃんも笑っとる。 　兄ちゃんは４００ｍ個人メドレーに挑戦した。１００ｍだけのバタフライが泳げるかどうか不安。 それがなんとバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールと１００ｍづつの４００ｍを完泳し銀メダルを獲得してしまった。 あ〜ビックリした。高田権兵衛さんと同クラス。今後の直接対決が楽しみのひとつに加わった。 　田中さんはコナミ神戸の山本さんに５０ｍ背泳ぎで敗れ銀。 菱山さんは１００ｍ個人メドレーできっちり金メダル獲得。 　山本さんも一緒に休憩したり雑談したり。 戦いすんで日が暮れて。私の仲間はみんないいやつだ。そんな仲間に入れて嬉しいし楽しい。