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嘘吹-3<  嘘吹うそふき-4   >鮒

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この面の由来「嘘」とは口笛のこと、
ウソという鳥の鳴き声がちょうど口笛の音に似ているところからこの名が出たという。
口笛を吹いている口つき、つまり「嘘吹」である。

山本東次郎家 蔵(作者不詳)を参考

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============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


 ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し丸ノミで大雑把に裏を彫り込んだ  ノコギリとノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-
 向かって左側を大まかに彫り出す  向かって右側を左側と合わしながら彫り出す  バランス調整。

彫 り  完  成

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し5o前後が変更となった箇所がある。 面型、縦中心型、横型-11、目の縦型-2、口開け型と合わせ全部で16種類を作った。


ペーパー磨き
 #40のペーパーで磨く

塗  り
下塗り
上塗り
 8tの 液膠 に24tの水を加え32ccで胡粉を溶く。 4回塗り#60のペーパーで磨く。そのあと2回パフで塗った。  5tの 液膠に30tの水を加え35ccで胡粉を溶く。  和黄土、利休茶、朱土、アワビ粉を混ぜ刷毛で2回、パフで5回塗りつけた。

彩  色
古色打ち
研ぎ出し
色調整