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嘘吹-4<  ふな   >蛸

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明治維新で絶えた狂言の一流派、鷺流で使われたと考えられている面であるが、演目などは不明。
大きく左右に裂けた口、鋭い歯や目はいかにも動物のものだが、魚の正面顔がユーモラスである。

静岡県三島市公益財団法人 佐野美術館 蔵(作者不詳 江戸時代中期(18世紀))を参考

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============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


 ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し丸ノミで大雑把に裏を彫り込んだ  ノコギリとノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-
 向かって左側を大まかに彫り出す  向かって右側を左側と合わしながら彫り出す  バランス調整。

彫 り  完  成

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し3o前後が変更となった箇所がある。 面型、縦中心型、横型-7、目の縦型-2、口開け型と合わせ全部で12種類を作った。


ペーパー磨き
 #40のペーパーで磨く

塗  り
下塗り
上塗り
 8tの 液膠 に24tの水を加え32ccで胡粉を溶く。 4回塗り#60のペーパーで磨く。そのあと2回パフで塗った。  5tの 液膠に30tの水を加え35ccで胡粉を溶く。  和黄土、淡白茶、黄土、アワビ粉を混ぜ刷毛で2回、パフで5回塗りつけた。

彩  色
古色打ち
研ぎ出し