権兵衛さんの紅葉の乗鞍・上高地 紀行
2007年10月12日〜14日
2007.10.15
10月12日より2泊3日で、乗鞍岳と上高地へ、紅葉を求めてドライブに出かけた。忙しくて旅行に行けない方々のため、多くの写真を撮ってきたので、 これを見て紅葉狩りに行った気分になっていただければ幸いです。 朝6時20分、愛車ランクルに乗り自宅を出発、 約3時間で東海北陸自動車道の「ひるがの高原」サービスエリアに着き朝食のため休憩、 温かいそばとおにぎりを食べた。 途中休憩はここでの一回だけ、宿泊場所の乗鞍高原休暇村には11時45分に到着。 東海北陸自動車道・飛騨清見インターから、中部縦貫自動車道が高山まで開通しており、時間が短縮され、 所要時間は約5時間半であった。 休暇村前のバス停から12時6分発の乗鞍岳・畳平行きバスに乗り、 乗鞍エコーラインを約40分かけて終点の畳平に到着。 乗鞍エコーラインは、乗用車の乗り入れが禁止されており、バスかタクシーしか通行できない。 途中、バスの車窓から見る紅葉は、筆舌に尽くしがたいほど素晴らしく、 日々の仕事の疲れ(水泳の疲れも含む)を癒すのに十分な光景であった。 写真を撮るのにあまり興味がない私でも、夢中でシャッターを押してしまうほどで、 多くの写真を撮ってきたので、ご鑑賞いただきたい。
バスの終点畳平は標高2700mで、バスで行けるところでは日本で一番高い場所で、 乗鞍神社本宮や宿泊施設、郵便局、売店・食堂を備えたバスターミナルがある。
当日は風が強く、気温も2度で真冬並みに寒い。 そこで、乗鞍岳の主峰は標高3026mの剣ヶ峰だが、少し低い富士見岳、標高2817mに約30分をかけて登った。 その後、帰りもバスに乗り、乗鞍エコーラインを紅葉を楽しみながら休暇村まで下山した。 宿泊場所の乗鞍高原休暇村は、白樺の美しい草原やシラビソなどの針葉樹の森にたたずむ山岳リゾートで、 地下1300mより湧き出す温泉「天峰の湯」を備え、 満天の星空を眺めながらの露天風呂もなかなかのものだった。
夕食は、信州の味覚「そば」をはじめ、地元の素材が入った焼きたてパン、 野菜王国の長野らしいサラダコーナーなど、約50種類のバイキング料理が楽しめる。 別に信州牛と松茸の特別料理をオーダーしておいたので、今年はじめての松茸を、 すき焼きと網火焼きで食べた。
二日目は、車で沢渡駐車場まで行き、10分間隔で出ているシャトルバスに乗り換え、 上高地の大正池まで行った。 シャトルバスは、ディーゼルエンジンと電気の両方を動力とする低公害・ 省エネルギーのハイブリットバスが使われていた。 休暇村から沢渡駐車場までが約25分、そこからさらにバスで25分ほどかかった。 行きは大正池でバスを降り、そこから遊歩道を河童橋まで歩き、 帰りは上高地のバスターミナルから乗車して沢渡駐車場まで帰ることになる。 混雑時の帰りは、途中のバス停からは満員で乗れないことがあるので、 帰りは終点のバスターミナルから乗らなくてはならない。 上高地の紅葉を見るのは少し早かったが、大正池から河童橋まで3.9kmを約1時間かけて散策した。 途中、焼岳や穂高連峰の美しい姿を眺めることができる。 また、周囲の山々から湧き出た伏流水によって造り出された田代池や、 日本アルプスを初めて世界に紹介したと言われる英国人ウォルター・ウェストンの記念碑がある。 つぎに、河童橋から明神池まで3.3kmを、行きは上流を見て右側を、帰りは左側遊歩道を散策しながら往復した。 従って、この日は上高地だけで、10km以上歩いたことになる。
午後2時ごろ乗鞍高原に戻り、水面に映る逆さ乗鞍が有名な牛留池、 乗鞍高原の三大大滝と言われる、番所大滝、善五郎の滝、三本滝を訪れた。
3日目は朝から、再び乗鞍岳に登った。 バスで畳平まで行き、そこから約1時間30分をかけて、位ケ原山荘前まで乗鞍エコーラインを、 写真を撮りながら歩いて下った。 途中、多くのカメラを手にした人たちが居たが、みな立派なカメラと三脚を使用しており、 バカチョンカメラで撮っているのは私一人だけだった。 位ケ原山荘からは再びバスに乗り、休暇村前まで下ってきた。
そして愛車に乗り替え、帰路に着いた。
帰りの乗鞍高原休暇村から自宅までは、道路が少し込んでいたので、所用時間は6時間20分だった。 帰りも休憩は、「ひるがの高原」サービスエリアでの一回だけ。 往復の車走行距離は830km、登山を含む歩行距離は約20kmだった。 今回の旅は、雨男・雨女の居ないひとり旅だったので、天気は最高で紅葉を心ゆくまで楽しむことが出来た。 今年になって、6月末に行った 石垣・西表島旅行も11日間ずっと晴れだったし、今回も3日間晴れだった。 これで、私が晴れ男と言うことがハッキリと証明できたと思う。 以上 |