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海人が龍宮から珠を奪い返す様子を見せる場面で 子のため、使命のために自らの命を投げ出す。 梅若万三郎家 蔵 伝 氷見宗忠 作(室町時代)を参考 213 x 141 x 74 |
準 備 | ||
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る |
初 期 彫 り | ||
表 |
裏 |
荒彫り |
平ノミで両端の不要部分をはずし裏側からノコと平ノミで面枠を削り出す。 |
丸ノミで大雑把に彫り込む。 | ノコとノミでイメージを浮かべながら彫りはじめる。 |
中 間 彫 り | ||
-1- |
-2- |
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全体の不要部分をザクッと削り向かって左の目の周りを彫り出す。 | 向かって右の目の周りを彫り出す。 | |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
中 間 彫 り | ||
-3- |
-4- |
-5- |
向かって左の口の周りを彫り出す。 | 向かって右の口の周りを彫り出す。 | 全体が見やすくなるよう彫り進める。 |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
木彫り完了 | |
型 紙 作 り | |
縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正。7o前後を変更した箇所がある。 面型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で16種類を作った。 型紙を作りながら各所で自然なラインへと微調整削りもする。 |
彩 色 | ||
木地磨き |
木地に古色 |
下塗り |
木地を#40のペーパーで磨く。 | 剥がし彩色をするので過マンガン酸カリ(古色)を木地に塗りつけた。 (塗りたて) | 液膠を4倍に薄め胡粉を溶き塗りつける。#60のペーパーで磨き、目に金具を装着。 |
彩 色 | ||
上塗り |
古色打ち |
研ぎ出し |
下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に和黄土、黄土、利休茶(微量)、アワビ粉を混ぜ溶く。 刷毛で2回、パフで4回塗りつけた。 | ヤシャブシの古色液を打ちつける。 | スチールタワシで研ぎ出す。 |
剥 落 彩 色 | ||
剥 落 | ||
・ 剥がす個所を鉛筆書きする。 ・ 筆で濡らしながら竹べらや印刀で少しずつ剥がす。 上塗り部は剥がしやすい。下塗り部は木地に膠が接着している ので剥がしにくい。 ・ 剥がれると木地に塗っていた古色が現れる。 |
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あとは剥がし部分の古色をなじませ毛描きで完成。 |
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