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 格調高く端正で力強い武悪面

茂山千五郎家 蔵 参考     200x175x102



============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


荒彫り
 ナタ、平ノミで両端の不要部分をはずし裏側からノコとノミで面型を削り出した  裏を丸ノミで大雑把に彫り込んだ  ノコと平ノミでイメージを浮かべ削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-
写真を見ながらそれぞれの位置づけをし少しずつ削り出す

仕 上 げ  彫 り

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し3o前後が変更となった箇所がある。面型、横型、目の縦型と合わせ全部で14種類を作った。
 型紙を作りながら一部で自然なラインへと0.5o前後の微調整した。

塗  り
下塗り
上塗り
木地を#40のペーパーで磨き下塗りをし、#60のペーパーで磨いた 下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に弁柄、朱土、和黄土、アワビ粉を混ぜ溶く。刷毛で3回、パフで3回、刷毛目を出しながら刷毛で2回塗り

彩  色
古色打ち
研ぎ出し
ヤシャブシの濃い古色を刷毛とパフで打ちつけた スチールタワシで研ぎ出した

彩  色
彩色調整
朱墨に黄の顔料を混ぜパフで2回塗りつけ、目と歯は白に山吹色の顔料を混ぜ塗りつけた。 後は彩色微調整後毛描きで完成