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猛々しく恐ろしい雰囲気の老人 室町時代の伝赤鶴作(宝生流・重要文化財)と江戸時代中期にそれを写した福来作(鐘紡コレクション)の2面を参考に打った。
214 X 180 X 111
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準 備 | ||
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る |
初 期 彫 り | ||
表 |
裏 |
荒彫り |
ナタ、平ノミで両端の不要部分をはずし裏側からノコとノミで面型を削り出した。 厚みが足らないので13oの板を鼻部分に足す。 |
裏を丸ノミで大雑把に彫り込んだ。 | ノコと平ノミでイメージを浮かべ削り出す。 |
中 間 彫 り | ||
-1- |
-2- |
-3- |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
仕 上 げ 彫 り | |
表情を見ながら不自然な感じが無いようにバランスを調整しながら彫る。 |
木彫り完成 | |
目 に 金 具 |
煙草の銀紙を目に被せ目型を取り真鍮に描き切り取り丸める。 目穴をポンチで空けヤスリで大きくし整える。 下塗り後に接着する。 作り方 |
歯 に 金 具 |
煙草の銀紙を歯に被せ歯型を取り真鍮に描き切る。 ヤットコで歯を刻み曲げていく。 |
髭 |
馬の毛を使用。 太さは1.5oほどで顎鬚は15p〜20pで口ひげは3p〜5pで束ねる。
ヤシャブシの古色液につけ20分ほどゆでてうっすらと染色。 |
型 紙 作 り | |
縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し8o前後が変更となった箇所がある。面型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で15種類を作った。 型紙を作りながら各所で自然なラインへと微調整削りをした。 |
塗 り | ||
木地磨き |
下塗り |
上塗り |
木地を#40のペーパーで磨く。 | 下塗り後#60のペーパーで磨く。 | 下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に和黄土、薄白茶、焦げ茶、アワビ粉を混ぜ溶く。 刷毛で3回、パフで4回塗りつけた。 |
彩 色 | |
-1- |
-2- |
ヤシャブシの古色を二回打ち付けた。 | スチールタワシで研ぎ出す。 |
毛描き |
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彩色微調整をし毛描きをした。 あとは植毛で完成。 |
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