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登髭ー2<  登鼻のぼりばな   >通園

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大蔵虎明「わらんべ草」(1660年)に 「登髭ト、鼻引ト、二色ヲ取テ写ス故也」と記されており、 「末社の神」に用いられる。

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============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


 ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し
 丸ノミで大雑把に彫り込んだ
 ノコギリとノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-
 目をイメージ彫り。  鼻と口周りのイメージ彫り。  骨格に合わせ削り込む。

仕 上 げ  彫 り


型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し5o前後が変更となった箇所がある。面型、縦中心型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で16種類を作った。

塗  り
下塗り
上塗り
 2gのニカワを40tの水で溶かし胡粉を混ぜ4回塗り#60のペーパーで磨く。そのあと2回塗った。  胡粉に和黄土、利休茶、弁柄、アワビ粉を混ぜ下塗りの60%の膠で溶く。 刷毛で2回、パフで4回塗りつけた。

彩  色
古色打ち
研ぎ出し
色調整