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稲荷明神の化身である狐神など地上を走り巡る神の役に用いる。 小飛出は耳の無いのが普通だがあるので猿飛出と呼ばれたり、大飛出と裏に張り紙があったりするが 泥小飛出とするのがふさわしい面である。 室町時代 作者不詳 金春家伝来 東京国立博物館 蔵 (重要文化財)を参考 207 x 150 x 91 |
準 備 | ||
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る |
初 期 彫 り | ||
表 |
裏 |
荒彫り |
平ノミで両端の不要部分をはずし裏側からノコで不要部分を切る。 |
裏側からノミで面型を削り出し丸ノミで大雑把に彫り込んだ。 | ノコとノミでイメージを浮かべながら彫りはじめる。 |
中 間 彫 り | ||
-1- |
-2- |
-3- |
全体の不要部分をザクッと削り向かって左側を大まかに彫り出す。 | 向かって右側を彫り出し左右のバランスを見る。 | 全体が見やすくなるよう彫り進める。 |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
木彫り完了 | |
目 に 金 具 |
下塗り後に接着する。 作り方はココ |
型 紙 作 り | |
縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正。5o前後を変更した箇所がある。
面型、横型、目の縦型、口開け型、舌と合わせ全部で17種類を作った。 型紙を作りながら各所で自然なラインへと微調整削りもする。 |
彩 色 | ||
木地磨き |
下塗り |
上塗り |
木地を#40のペーパーで磨く。 | 下塗り後#60のペーパーで磨く。 | 下塗り時の65%に薄めた膠で胡粉に弁柄を混ぜ溶く。 刷毛で2回、パフで3回塗りつけた。 目に金具を接着。 |
彩 色 | ||
金泥塗り |
古色打ち |
研ぎ出し |
本金泥(約800円/1包み・0.4g)2包みを膠で溶き 刷毛で5回塗りつける。 | ヤシャブシの古色液を刷毛で1回塗りつける。 | スチールタワシで研ぎ出す。 |
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