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喝食<  中喝食ちゅうかっしき   >大喝食

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禅寺で食事や身の回りの世話をする少年。髪の毛が特徴。
ボストン美術館 で掲載されている出目満茂作(江戸時代)の中喝食を参考に打つ。

220 X 142 X 70      120g



============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る

初  期  彫 り


荒彫り
 ナタ、平ノミで両端の不要部分をはずす  裏側からノコとノミで面型を削り出し裏を丸ノミで大雑把に彫り込んだ。  縦のイメージを削り出す。

中 間  彫 り
-1-
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写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。

木彫り完成

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し3o前後が変更となった箇所がある。面型、縦型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で15種類を作る。

塗  り
木地磨き
下塗り
上塗り
 木地を#40のペーパーで磨く。  下塗り後#60のペーパーで磨く。  下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に和黄土、薄白茶、アワビ粉を混ぜ溶く。 刷毛で3回、パフで4回塗りつけた。

彩 色
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ヤシャブシをベースに古色を打ち付けた。 スチールタワシで研ぎ出す。 彩色微調整