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生成-2<    赤般若あかはんにゃ   >白般若

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 嫉妬に狂った女性の恨みと怒りの表情をしているが、  祈られ,悟される人間の限界を表現している。 彩色が赤みを帯びている事から赤般若。(伝 般若坊作 写し)

214 x 169 x 94

おもてうら
 面全体の骨格、筋肉を彫り上げてから、歯,牙を歯ぐきとともに整え、口をあける。
 目も眉,鼻,頬を調整しながら彫り込む。    角は別に作り,はめ込む。
 歯の位置を意識しながら削り過ぎないように裏面を彫る。
 目,鼻,口は表側と調整しながら彫りあける。


彩色
 下塗り後、上塗りの最後の二回は海綿でたたきつけた。最終のたたきと同時に真鍮ブラシで線描きをした。

 古色液を塗りつけたところ。
 磨きシートで研ぎ出す。

 上塗りの地色(胡粉に和黄土+弁柄)に古色がうっすらと付き、刷毛目と梨目が浮き出てきた。
 古色液を薄めスポンジで3回。

 黄色を加え2回。

 黒を加え2回の色つけをしておしまい。

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