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赤の色調が濃いので赤武悪としておく。

茂山千五郎家 蔵 参考     209x170x104



============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り

面型、裏
荒彫り
 鉈で両端の不要部分をはずす  ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し
裏を丸ノミで大雑把に彫り込んだ
 ノコギリと平ノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-

仕 上 げ  彫 り
バランス調整
彫り完了

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し5o前後が変更となった箇所がある。面型、横型、目の縦型と合わせ全部で16種類を作った

塗  り
木地を#40のペーパーで磨いた 下塗り。#60で磨き木地が少々見えるがOK

彩  色
-1-
-2-
下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に弁柄、朱、アワビ粉を混ぜ溶く。刷毛で3回、パフで3回、刷毛目を出しながら刷毛で2回塗りつけた 朱墨に赤の顔料を混ぜパフで2回塗りつけ、目と歯は白に山吹色の顔料を混ぜ塗りつけた。

彩  色
-3-
筆とスポンジで適度の位置に適度な濃さで墨を塗った
後はスチールタワシで研ぎ出しをし彩色微調整で完成