来たページへ戻る     水中銃へ
2作目

長さ:1100mm / 重さ:900g(シャフトセットで1200g)





主な材料

о 銃身:2x20x20x1000mmのアルミ角パイプ。
о ソケット:1mm厚のステンレス平板。
о 機関部金具:3mm厚のステンレス隅金。
о 引き金カバー:5Фのステンレス棒。
о ラインリリース、ライン留め、シャフトのタブ:2mm厚のステンレス平板。
о シャフトレール:ステンレスシート、モールのプラスチックと木。
о 頭、グリップ、ケツ:木
о シャフト:6mmФのステンレス棒。
о 動力ゴム:14mmФ(#10)の天然ゴム60cm。2本掛けも可能。
о 木部塗装:オイルステイン、油性ウレタンニス。



 一作目はシャフトと引き金が直接連結している。これだと強いゴムで引っ張ると引き金が硬く引けない。 ゴムを緩めると威力は弱くなってしまう。  困っていると素潜りマンからのご指導があった。
 シャフトと引き金の間にキーをかまし2重構造にするとよい。 強いゴムでも引き金が硬くならず暴発も防げる。と、教えていただいた。
 制作作業は外の庭。温かくなってから作り出し約一ヶ月かかった。


シャフト

シャフト(1m+銛先:300g)

↓ 改良








引き金キーの切りかけ

 シャフトになるステンレス棒(6mmФx1m・780円)を購入し加工。

 シャフトに切りかけをつくる。機関部のキーが留め金となり引き金を引くとキーが外れ動力ゴムの力で飛び出す。
 切り欠けの改良。上の写真は切り欠けが大きく強度不足と水の抵抗が大きい。それにセット時のぐらつきで暴発の恐れがある。  そこで、下の写真のように長穴の切り欠けにした。
  また、後ろの傾斜はキーを押し上げる機能を持つ。
 この作業は機関部を作るときに調整しながら加工する。

タブ

 動力ゴムのウィッシュボーンを引っ掛けるタブを2mm厚のステンレス板を加工しシャフトに取り付ける。  タブの2Ф穴にガンラインをとめる。

連結部

 銛先の取り外しを可能とした。

 適当な長さに切断したM6のボルトを7Фのアルミパイプに差込み、シャフトも反対側から差し込む。
 それを8Фのステンレスパイプでカバー。
 ネジ部にM6の高ナットを丸く削りねじ込み接着剤で固定。


機関部

ソケット
   ステンレスの1mm厚の平板を購入し加工。
 6cmに切り20mm角のアルミパイプ銃身に収まるようにする。  6mmФのシャフトになる棒を挟み上部を丸める。 バイスに挟みガンガン金槌で叩きながらバイスを締め付ける。  中に機関部品が納まるように3mm+αの隙間を作っておく。

メインの機関部
 ステンレス隅金の3mm厚を780円で購入し加工。
 バイスに挟みグラインダーで切り取り、形状をグラインダーとヤスリで仕上げていく。
@はシャフトを止めるキー。
Aは引き金。
Bはガンラインを止めるキー。

 Aを引くとBが降りてガンラインリリースがフリーになり@が降りシャフトが飛び出す。

 シャフトも同時に加工し整合させる。

組み立て
 ソケットの内部に機関部品を納めてステンレスネジでしめる。 バネはステンレスバネ棒の1mmФを使用。

 ネジ穴がずれるとうまく作動しない。この穴あけ作業が一番むずかしい。

4mmФの穴は銃身に固定させるネジ穴。

ガンラインの留め金
 アルミのチャンネル(15x15)、ステンレス引きバネ(0.35x4x21.4)、ステンレスの2mm厚の板を購入し、 ガンラインリリースを加工し組み立てる。

 それを銃身の機関部のガンラインキーに引っかかるように位置を合わせ銃身の横に穴を開けネジで固定。

引き金を引くとガンラインがフリーとなる。

機関部の取り付け


 銃身になるアルミの角パイプを購入。

 銃身の上部に機関部とネジ頭が入るように穴を開ける。 下部には機関部のソケットの一部が出るように切りかけ。

 グリップは能面材の桧を加工し銃身にネジ止めしておく。

 機関部をはめ込む。

 銃身の横に穴を開けガンラインリリースをはめ込みネジ止めする。

 引き金カバーは5mmФのステンレス棒を加工しネジ止め。

 ネジを外せばすぐにメンテナンスが可能。


頭と尻

マズル(頭部)
   
     ケヤキの直方体を購入。

 シャフトが通る溝、ゴムを通す穴、ガンラインを押える金具用の切りかけ、 凸部をつくり塗装して銃身の角パイプに差し込む。
 割れ防止にネジを締めつけている。


腹あて(尻部)
 グリップと同じで桧材を加工。

 腹に当てても痛くないように滑らかに削り、 凸部をつくり塗装して銃身の角パイプに差し込む。
 水抜きの穴を開けている。



シャフトのレール

レール
 
 ステンレスシート(0.1mm厚・1280円)を20mm幅に切り銃身の上部に貼り付け滑りやすくする。

 モールのプラスチック(3mmx20x20x1820・778円)と木(5mmx10x20x600・90円x3本)を組み合わせ  シャフトが移動する6mm+αの溝が出来るように加工し接着。


このページの先頭へ