来たページへ戻る    一覧表
重荷悪尉<  鷲鼻悪尉わしばなあくじょう   >大べし見

画像クリックで拡大⇔縮小

画像クリックで拡大⇔縮小

画像クリックで拡大⇔縮小

鼻が鷲の嘴のようでこの名がある。
悪尉の中ではやや凄みに欠けるが洗練された造形といえる。

江戸時代初期 洞水 出目満矩とうすい でめみつのり 作  中西通 著 「能のおもて」掲載を参考。

207x156x102



============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


 ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し
 丸ノミで大雑把に彫り込んだ
 ノコギリとノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
-3-
 向かって左側を彫り出す。。  向かって右側を左側と調整。  バランス調整。

仕 上 げ  彫 り


型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し5o前後が変更となった箇所がある。 面型、縦中心型、横型-12、目の縦型-2、口開け型と合わせ全部で17種類を作った。

塗  り
ペーパー磨き
下塗り
上塗り
 #40のペーパーで磨く。  10tの 液膠 に30tの水を加え胡粉を溶く。 4回塗り#60のペーパーで磨く。そのあと2回塗った。  6tの 液膠に36tの水を加え胡粉を溶く。  和黄土、淡白茶、朱土、アワビ粉を混ぜ刷毛で2回、パフで5回塗りつけた。

彩  色
古色打ち
研ぎ出し
色調整