画像クリックで拡大⇔縮小 |
|
画像クリックで拡大⇔縮小 |
画像クリックで拡大⇔縮小 |
舞遊ぶ高雅な老翁。 宝生流特有のものとされ観世流では皺尉が用いられる。 重要文化財 三井家 蔵 伝 三光坊 作 (室町時代) を参考 202 x 158 x 88 |
準 備 | ||
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る |
初 期 彫 り | ||
表 |
裏 |
荒彫り |
ノコとナタで両端の不要部分をはずす。 |
ノミで裏側から面型を出し丸ノミで大雑把に裏を彫り込んだ。 | ノコとノミでイメージを浮かべながら彫りはじめる。 |
中 間 彫 り | ||
-1- |
-2- |
-3- |
全体の不要部分をザクッと削り向かって左側を大まかに彫り出す。 | 向かって右側を彫り出し左右のバランスを見る。 | 全体が見やすくなるよう彫り進める。 |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
仕 上 げ 彫 り | |
形状を確認しながら口を開け、皺を内側から順に彫り出していく。 |
木 彫 り 完 了 | |
型 紙 作 り | |
縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正。2〜8o前後が変更となった箇所がある。
面型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で19種類を作った。 型紙を作りながら各所で自然なラインへと微調整削りをする。 |
彩 色 | ||
木地磨き |
下塗り |
上塗り |
木地を#40のペーパーで磨く。 | 3回塗って磨き、同じく3回塗って磨いた。 磨きは#60のペーパー。 |
下塗り時の60%に薄めた膠で胡粉に和黄土、淡口黄土、薄白茶、利休茶、アワビ粉を混ぜ溶く。 刷毛で3回、パフで4回塗りつけた。 |
彩 色 | ||
古色打ち |
研ぎ出し |
彩色調整 |
ヤシャブシの古色液を3回打ち付けた。 | スチールタワシで研ぎ出す。 | ヤシャブシ、黄色をうっすらと打ち込み研ぎ出す。 |
|
ジ
の
ト
ッ
プ
へ