来たページへ戻る    一覧表
白武悪<  黒武悪くろぶあく   >神鳴武悪

画像クリックで拡大⇔縮小

画像クリックで拡大⇔縮小

画像クリックで拡大⇔縮小
とにかく古い面らしい。

真っ黒なのは確かなのだが使い方が難しいようだ。

山本東次郎 家 蔵   作者不詳 参考

197x175x98



============================  制 作 過 程  ============================

準  備
写真から面輪郭型と縦中心型を推測で作る

初  期  彫 り


 ノコギリで切った後 裏側から面型を削り出し
 丸ノミで大雑把に彫り込んだ
 ノコギリと平ノミでザクッと削り出す

中 間  彫 り
-1-
-2-
 向かって左側の目と眉のイメージ彫り。  向かって左側の鼻と口周りのイメージ彫り。

中 間  彫 り
-3-
-4-
 向かって右側の眉、目、鼻、口の周りを左側と調整彫り。。  全体を見ながら自然な流れに調整彫り。

仕 上 げ  彫 り
彫り完了

型 紙 作 り
 縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正し5o前後が変更となった箇所がある。面型、横型、目の縦型と合わせ全部で17種類を作った。

塗  り
木地磨き
古色着け
木地を#40のペーパーで磨いた 木地に過マンガン酸カリの古色を塗りつけた。

塗  り
下塗り
上塗り
 胡粉に弁柄、落ち葉茶、墨を混ぜ膠で溶く。刷毛で4回塗り、#60のペーパーで磨いた。  胡粉に弁柄、落ち葉茶、アワビ粉を混ぜ下塗りの60%の膠で溶く。 刷毛で2回、パフで4回塗りつけた。

彩  色
 真っ黒になるまで墨を塗りつけた。  後は剥がしと目歯の白彩色で完成