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漁師の信仰を集める神。 よく日焼けした笑いの表情に迫力がある。 山本東次郎家 蔵 伝 河内 井関家重 作(桃山時代)を参考。 184 X 143 X 78
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準 備 | ||
写真から面輪郭型と縦中心型を推測でイメージ図を作る |
初 期 彫 り | ||
表 |
裏 |
荒彫り |
ノコとノミで面型を彫り出し両端の不要部分をはずす。 |
丸ノミで大雑把に裏を彫り込む。 | ノコと平ノミ+丸刀でイメージを浮かべながら彫りはじめる。 |
中 間 彫 り | ||
-1- |
-2- |
-3- |
向かって左側の大まかな位置取りをする。 | 右側の大まかな位置取りをし左側と合わせる | 調整削りをして全体を見やすくする |
写真とイメージ図を眺めそれぞれの位置づけをし感覚を見ながら少しずつ削り出す。 |
木彫り完成 | |
型 紙 作 り | |
縦型は推測で作った型紙から彫りながら修正。3〜5o前後を調整。 面型、横型、目の縦型、口開け型と合わせ全部で15種類を作った。 型紙を作りながら各所で自然なラインへと微調整削りもした。 |
彩 色 | ||
木地磨き |
下塗り |
上塗り |
木地を#40のペーパーで磨く。 | 下塗り後#60のペーパーで磨く。 | 液膠を7倍に薄め胡粉に和黄土、朱土、微量の弁柄、朱墨、アワビ粉を混ぜ溶く。 刷毛で2回塗り、パフで3回たたき、やや粗めの刷毛で2回塗った。 |
彩 色 | ||
赤みつけ |
古色打ち |
研ぎ出し |
朱墨に黄の顔料を加えパフで3回打ち付けた。 | ヤシャブシの古色に微量の黒を加え3回打ち付けた。 | スチールタワシで研ぎ出す。 |
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