一覧表へ
10.蝉丸せみまる

画像のクリックで拡大⇔縮小                                     

これや此の 行くも帰るも 別かれては
知るも知らぬも 逢坂の関


ー 能 ー

「延喜の帝(醍醐天皇:885年〜930年)」の第四皇子・蝉丸は琵琶の名手だったが、
盲目になったため、帝の命により逢坂山に放逐される。
そこへ博雅の三位という廷臣が現れ、藁屋を造って蝉丸を住まわせ、
ご用があったらお世話すると告げて去る。