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ずいずいずっころばし
ずいずいずっころばし ごまみそずい
茶壺に追われて とっぴんしゃん
抜けたら、どんどこしょ
俵のねずみが 米食ってちゅう、
ちゅうちゅうちゅう
おっとさんがよんでも、おっかさんがよんでも、
行きっこなしよ
井戸のまわりで、お茶碗欠いたのだぁれ
子供の遊び歌。一人が鬼となり、他の者たちに握りこぶしを出させ、歌いながら順々に指先でつついていき、歌の最後に当たった者を次の鬼とする。
胡麻味噌を摩っていると、お茶壺道中(新茶を将軍に献上する行列)が来ると言うので、 家の中に入り戸をピシャリと閉めてやり過ごす。
庶民は粗相の無いように細心の注意を払っており、 子どもたちは両親に呼ばれても決して外に出てはならないと教えられた。
そしてお茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのである。
ところで家の中で息を潜めていると、米を齧っているネズミの鳴き声や、井戸の近くで茶碗が割れたような音まで聞こえてくる
わらべうた