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春の小川は さらさら流る。 岸のすみれや れんげの花に、 匂(にお)いめでたく 色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く。 春の小川は さらさら流る。 蝦(えび)やめだかや 小鮒(こぶな)の群に、 今日も一日 ひなたに出(い)でて 遊べ遊べと ささやく如く。 春の小川は さらさら流る。 歌の上手よ いとしき子ども、 声をそろえて 小川の歌を 歌え歌えと ささやく如く。 ーーーーー【林柳波による改作などを経た現在の歌詞】ーーーーー 春の小川は、さらさら行くよ。 岸のすみれや、れんげの花に、 すがたやさしく、色うつくしく、 咲けよ咲けよと、ささやきながら。 春の小川は、さらさら行くよ。 えびやめだかや、こぶなのむれに、 今日も一日、ひなたでおよぎ、 遊べ遊べと、ささやきながら。 ◎◎◎母は春のはな、スミレ、タンポポ、レンゲソウとよく口ぐさんでいた◎◎◎ |